再度徳之島問題について

今日も又沖縄問題だ。鳩山首相が鹿児島県の徳之島に普天間の基地の一部を移転させる計画を、彼の腹案の一部として数日前に披露した。之に対して今日の朝刊で、徳之島の3町長が鳩山首相の徳之島の普天間からの基地移設に対して、強硬に拒絶し鳩山首相の県外の移設が頓挫しかけている。

今迄この件について、新聞で注意深く記事を追ってきたが、絶対反対の説得力のある3町長の意見は見当たらなかった。例えば太平洋戦争当時、特攻隊がこの島から前線に飛び立った。それで戦争に関する基地は御免だなどの発言をしているが、沖縄は日本本土の戦いの最前線で凄惨な地獄そのものだった。

その沖縄が半世紀以上基地として苦しんできたのである。更に現在の普天間基地は世界一危険きわまる存在だと米国の高官が述べている。鳩山さんが徳之島の反対派を説得するのに、これほど沢山の材料があり徳之島に納得して頂くことは決して難しいとは思はない。熱意と誠意を持って真摯に努力をなすべきだ。

一方沖縄の辺野古沿岸に何千本の杭を打ち、滑走路にする案も良くない。貴方は辺野古の海岸に立ってここを埋め立てるのは「冒涜」だとオッシャテいるではありませか。徳之島には米国は反対していません。強い押しと誠意、死にものぐるいで徳之島を説得すべきである。それ以外に方法はないのでは。