鳩山由紀夫首相の主体性を問う

鳩山由紀夫さんはどうも言葉に一貫性が見られない。昨年8月の衆議員選挙前に沖縄の県民に、民主党は沖縄の基地を外国か県外に移設すると述べていられたことを、もう忘れられた分けではないでしょう。

この問題は比較的日米間で簡単には解決が可能な問題ではないことも確かです、それで昨年の12月末に、日米条約の性質上なんらかの結論を鳩山さんが導き出すことを米国の首脳は待っていた。しかし沖縄県民への約束があり、問題が大きいので今月の末日に引き伸ばした。

だが最近鳩山さんが普天間の基地を国外、県外への約束はえらく簡単に破られた。自民党政権の当時日米の合意で辺野古を埋め立て滑走路を作ることのなっていた。この辺野古の浜辺に鳩山由紀夫首相が立ちこの美しい海を埋め立てるのは人類の冒涜だとのたまわった。

その舌の乾く間もなく辺野古海岸を工事でうずもれているヘドロを使って、海岸を埋め立て滑走路に当てる計画らしい。どうも朝令暮改もいいところだ。私達は長年自民党の金だるまの政治に嫌気がさし,これの改革を求めて民主党の政権に期待したのに、このようにチャランポランな、鳩山首相への嫌気が頭をもたげる。鳩山由紀夫さんもう少し主体性を持った人間としての首相の政治を行なうべきである。