K市の市バスの不自然なあり方

一昨年の暮れにK市の市バスが、私の車に損傷を与へた,K市の事故係員はその事故を検分し、フィフティ、フィフティで納得して欲しいとの申し出でだった。

それで場所から何時までもその場所で話し合うのは嫌だった。後日K市の市長宛にこの事故係員の応対がよくなかったもので、私は憤慨を覚へ市長に、投書の形で訴へた。此れにもなしのつぶてで、なんらの回答もなかった。

そこで裁判の形で黒白を明確に総べく、或る弁護士を通して訴訟を起こした。私の車に損傷を与えたのは市バスで責任は市にあるわけである。ところが市は表に現れず、その時の運転手が事故を発生させたので、運転手が責任を取るという形になった。

しかしこの件でかどうか知らないが、運転手は退職し,退職した運転手と争うことになった。市サイドは一切責任をとろうとせず、運転手が悪玉に仕立て上げられたのである。それで昨日京都地裁で運転手が7割がた悪く、私は3割のマイナスであるという判決が出た。したがって私は勝訴することが出来た。このような裁判所での経験は人生一度程度あってもいいのでは。

弁護士さんの素晴らしい活躍で勝利できたのであるが市側はどの様な責任もなく、運転手さんの運転がまずかたといえ、本当に申し分けなかったとなかったと内心忸怩たる思いで一杯だ。訴訟で市サイドに責任を取っていただくのが筋だと思うのだが。残念だ。運転手さんすみません。