猛虎強いぞ、がんばれ!

阪神タイガースのオールスター後の強さは目を見張るものがある。2番平野、3番マートンの3割を大きく越える高打率、それに3割をキープし同時にホームランを32本とセリーグのホームランバっターのブラゼル

さらに新井,城島が3割近い素晴らしい打力とホームランの量産。かってのダイナマイト打線の再来だ。今年は阪神は能見の怪我、岩田の肘の負傷で投手力の主力がよれよれで、私のような強烈なタイガースフアンは阪神の前途に黄色信号がともったような不快さで、阪神の試合に、ともすれば興味を失しないがちだった。

ところがどうだ。平野の好打、マートンの思いもよらない打棒の素晴らしさ、タイガースが前半アヘッドされていてもこのダイナマイト打線は後半に相手投手をめった打ちに打ち崩す力は筆舌では言い表せな快挙だ。

投手力も久保がエース級となり8勝は立派だ。また鶴、西村もそれなりの働きをしている。下柳も捨てがたいものがあり、彼の年令にも拘らずよく頑張っている。ここにきて岩田、能見が近くマウンドに登板するようだから8月中盤以降の阪神は大磐石となり優勝街道を驀進するものと大いに期待する。最後に金本の復活も阪神の打力をより一層強力なものとし、ファンにより活力を与えるだろう。