核廃絶のために

広島に原爆が投下されてから今年で65年になる。米国のオバマ大統領が核廃絶を全世界に呼びかけ、今年は広島の原爆禁止記念式典に初めて米国ルース駐日大使、英。仏両国の臨時代理大使、潘 基文国連事務総長、さらにロシアも参加することになった。

現存している被爆者は27万余、平均年齢約77才、年々被爆者の数も少なくなり平均年齢も高くなる。それに反し原爆の所有国は増える傾向にあり物騒なことである、日本も未だに米国の核の傘に入っているが決してよろしき傾向とはいえない。

オバマ氏は米国大統領に就任早々にプラハで原爆廃絶の力強い演説を全世界に向かって行なったが、世界が廃絶を行なうにはなかなか難しいことである。原爆がテロリストにでも所有することになれば大変なことになる。

まず米、英、仏、ロシア、中国が廃絶の先頭に立つことがのぞまれる。また世界で唯一の被爆国の日本が廃絶のため強力なリーダー的役割を果たしすことが大いにのぞまれる。それでさきほど記した米国の核の傘から積極的に抜け出し核廃絶を米国とともに力強い言動を望むものである。