長崎原爆式典へのルース大使の態度

オバマ米国大統領は就任後プラハ核廃絶を世界に向かって力強く宣言した。それで8月6日の広島の原爆廃絶の記念式典に駐日ルース大使を出席させた。過去64回の式典に米国人が原爆投下記念式典に姿を見せたのはオバマ氏の要請により、形として彼が初めての出席である。

彼がこの式典に参加したのは歴史的な出来事だったので、マスメディアは彼のコメントを期待していたと思うが空振り。ついで8月9日の長崎原爆の日には、スケジュールの都合上欠席。英、仏からは代表が出席していると言うのに。

広島の原爆記念日にはオバマ氏の指図にルースしは彼の顔をたてたので長崎はもう広島で点数を稼いだのでOKだ。彼は米国の代表だったのでこのような冷酷さは米国人が全て暖かい血の通った人種であると考えにくくなる。また対称がイエローだったので罪の意識がそれほどでもなかったと我々は米国白人を悪魔的に見たくなる。

米国が世界初の日本への原爆投下は、ソビエトロシアとの関係があったのでソビエトの日本への触手を排するためと、赤化を恐れた米国の政治的配慮があったと断定したい。