チビちゃんを家族の一員にできない理由

拙宅の近くの疎水沿いに小道がある。小道を少し東にいったところにかなり広い窪みある。ここに地域猫が数匹生活している。私は昨年の初秋この広場の黒白のチビちゃんと友達になった。本当に性格はよく、優しくどんな人にも人懐っこく全くよくできた猫である。それで我が家にはすでに二匹の猫がいる。しかしこのチビちゃんが気立てがいいのでどうしても我らの家族の一員にしたかったのである。

それでチビちゃんは昨秋この広場に1歳そこそこで捨てられ、またそこにいたオスのくろちゃんの庇護の下に立派なノラに成長したのである。両猫とも雄なのにくろちゃんもよくできた猫でいつもお神酒徳利だった。我が家の一員にするにはこのくろとの別れ、それに1年間もチビちゃんは自由奔放に遊び、また同年齢の雌猫とじゃれ、遊んでいる。このような環境で生活してきたこと、我が家の2匹の猫(年齢が10才と11才。差がありすぎる)と、うまくやれるかとうかを時間をかけて観察した。

動物は初めての同種のものには排他的で強烈に対立する。それで我が家の2匹の猫のうち「みみ」は孤独を愛する猫である.ルルは家内に実の母親にむしゃぶりつく子供のような関係をもっている。

それでチビちゃんを拙宅に生活を移すことに思案を重ねたのです。そうするうちにルルが手術をすることになり、いまは殆ど全快近いのですが、このような理由でチビちゃんの件はペンディングになっているのです。地域猫たちに毎日食べ物を持ってゆくのが楽しみで健啖のチビちゃんの食べっぷり見ていて楽しくなります。