中国の日本への恫喝と理不尽な行為


歴史的にみても、世界が日本固有の領土と認める尖閣諸島を、中国が突如1974年にわが領土だと主張しだした。その理由はこの地域に天然ガス、石油が埋蔵されているということからである。その地域は古来から日本主権下にあるのに。上述のようにそれ以来恰も中国の領海であるかの如くふるまっている。それで日本の巡視艇がこの海域を巡回し、目に余るある中国漁船に停止
命令を出した。するとどんどん逃げ最後にこの漁船がわが巡視艇に体当たりをしてきた。それで危険なことと、公務執行妨害でこの船を拿捕、14名の乗組員とともに石垣島に曳航した。

この行為は我が国の領海を侵し、巡視艇に危険極まりない体当たりと公務執行妨害をしたので当然の措置である。だが14名の乗組員は即刻飛行機で中国に送り返している。船長はこれらの行為をとったことで検察の取調べの下に置かれた。この船長を撮影すると犯人がよくするようにセーターを頭からすっぽりかぶり顔を隠していた。やましくなければこんなことをする必要がどこにあるのか。

それに彼は巡視艇に体当たりを食らわした行為などから軍事関系者ではなかろうか。この漁船が不審な行動をとっていた。それで日本の巡視艇が停船命令を出したのでは?これに対して中国側の反発が激しく、尖閣諸島は中国のものであり日本の領海を侵していない。船長を早く開放せよ。そうでなければまだまだ広範な制裁措置をとると恫喝。

それで中国河北省で仕事に従事していた日本のフジタ所属の4名が知らずに中国の軍事施設を撮影したとの理由で拘束された。日本サイドは中国船長の処分保留のままで釈放することに決定した。これは中国の日本に対する当たりがけが余りにもひどく、この状態だったらどこまで反発がエスカレーとするかわからないので、やむを得ず中国の横車的行為に従わざるを得なかったのが検察陣の本音ではなかろうか。

中国は北朝鮮のような恐ろしい国だ。例えば台湾沖での米国、韓国合同海軍演習を認めず、日本海に。またフランスが台湾への戦闘機売却を承認したことへの対抗措置として、フランスの広州総領事館を閉鎖させた(朝日新聞9月26日付)とにかく恐ろしい国だ。いまに中国は世界からボイコットされ世界の孤児となるであろう。


○植物園 メリーランド

○粛粛と言う言葉について一言。上杉軍と武田軍が川中島で争ったときの詩吟の第一節で「鞭静粛粛夜河を渡る」の粛粛をとったのでしょう。1561年の出来事の表現ですがいい表現です。政治家はあまりにもよく使いすぎるので耳ざわりです。彼らは語彙が貧弱ですね。人のことを言えるほどこちらも決して程度はよくないですが。