中国人船長釈放問題

中国人船長を那覇地検が公務執行妨害などで取り調べていたが一昨日突如釈放して中国に送還させた。この件について野党側は地検が起訴すべきだったと大いに慨嘆している。
この行為は、検察庁の判断ではではなく政府が検察庁に、このような行為をとるべき指示をしたのではないか。つまり一種の指揮権発動ではないかと言う分けである。

確かに領海侵害、公務執行妨害、危険極まりない漁船の故意の衝突などからみて起訴すべき事件だった。これはあくまで筋論である。日本は自国固有の領域を犯され、合法的な手段に訴えたわけである。

ところが悪質な、チンピラ国家は日本人４名を人質に取り、日本のハイテク産業に必要とするレアアースの禁輸、さらに今後日本に対してますます厳しい手段をとると。このような対抗措置をとられたら４名のフジタの社員の人質が程度の悪い国家からの扱いが心配になるのが当然だ。人名など屁とも思わない凶悪国家に対してはぎりぎりの選択だったのではなかろうか。

○植物園　メリーランド
我が国の領土での公務執行妨害だから政府の超法規措置はとるべきではない。あくまで筋をとうして罪状を自白させ起訴すべきだった。このような措置では中国から日本のとった措置で日本がなめられ、尖閣諸島も自国のものと公言してはばからなくなるのではないか。しかし人名のこと(中国は平気で死刑にする恐ろしい国）、産業界のことどももあり上述のごとき選択は止むを得なかったと考える。

それで尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、昔からの外交書類が存在しているので世界に披瀝し、それにこの間の中国の漁船を巡視艇に体当たりさせたビデオがあるので世界にみせ、事実関係を積極的にプロパガンダし中国の悪態ぶりを大いに世界に訴えるべきである。これが我が国がとるべきベストな措置と考える、