米国の核実験



オバマ氏の米大統領の就任後プラハ演説で、「格なき世界」を標榜するという文言で世界に訴えた。その米国のオバマ政権下で始めての未臨界核実験を9月半ばに実施した。核兵器を所有しているならば核の実験で得た「実際のデーだがなければ科学者は信頼性を確信できない」という。

既存の核戦力と維持と言う方針に照らせば、いつか実験するのは必然と見られる(10月13付朝日新聞)一方で世界から核を駆逐すべきであると言うオバマ氏の気持ちは理解できる。それで戦略的核弾頭を155発に減らすべく核軍縮条約にロシアとの間で署名。

しかし中国など暴力国家などが核兵器を所有しているのでやはりある程度の核兵器を所有している必要がある。又日本などが米国の核の傘に入っていて、中国の尖閣諸島侵入問題でも中国にある程度強く折衝できるのも米国の核の傘のおかげか?このあたりが米国の苦しいところか。

アセアン諸国がやはり対中国に米国の核の傘のおかげをうけている。したがってオバマ氏の発言はそれなりに評価できるが、現状は核なしの素手の日本や南シナ海いに面している諸国では米国を無視できない。まさに我が国にとって米国の核は二律背反と言おうか難しいところだ。

○府立植物園 薔薇(ネンダー) 
○府立植物園 名称の表示なし