低学年教育に非域正規の先生では困る


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23日の朝日新聞の夕刊の三面に小中学校の教員に非正規の教員が、7人に一人と言うショッキング見出しが目にとまり大いに驚いた。私は地方自治体もかなり経済的に苦しいとう実情に接しよく理解しているところである。ところがこともあろうに低学年の小中学年の教員の給金が出せないので非正規の教員を雇いお茶を濁しているようである。

小中学校の教育は一番人間の教育の基礎となる部分で、これをしっかりとやらなければ高校教育に大きな障害が出る。もちろん現在のような少子化の時代には不完全な教育を身に付けた生徒たちが大学と称するところに入れば、自動的に卒業が出来、十分な教養を持っていないので就職浪人になる。要するに基礎学力なしに大学もどきところに入り大学卒と言うレッテルを身に付けるわけである。

日本の近代化は明治維新以前からの寺子屋教育が基礎になり、日本が欧米に追いつけ追い越せで世界の一流国家に成長したわけである。したがって高等教育を受け立派な社会人となるためにベースとなる低学年に教育を絶対におろそかにすべきでない。非正規の先生を小中学校の教員に採用することは将来の日本にの崩壊につながる。夫々の自治体の教育委員会の猛省を求める。