私の将来


私は昨年から上室性心拍症と言う病を持つことになりました。この病は一年に数回心臓の脈拍が1分間230回ほど打ち別に命には別状のないものです、これは今までの経験から安静時に起こるのです。例えば朝目が覚めると脈が早く打ってる。胸苦しさは全くない。ただ脈の速さで不安といえば不安な精神状態に陥る。

昨年始めてこの症状が起こった時は、病院に駆けつけ別に特別な治療もなくワソラン錠40ミリを一錠飲むと30分程度で症状が収まり1晩入院して翌日退院、それ以来数ヶ月に1度程度夜寝ていると脈が早鐘のように打ち、起こっているなと数分思っているうちに眠りにつき目を覚ますと収まっている。たいした病ではない。数日前朝5時半頃に目を覚ましもう少しと思っているうちに眠り6時半頃目を覚ますとこの症状が起こっている。ワソラン錠を飲もうか、どうするべきかと布団に横たわっていても収まらないそれでワソラン錠を飲む。早鐘が打ってる1時間30分程度に「死」について考えた。

1.私が死んでも親戚、知人に知らせないこと。2.家人のみで亡骸の入った箱を座敷に置き、家内の好きな音楽を聴くこと。(私が好きなものではない)。3.勿論宗教は拒否するので仏教のいろいろの行事、キリスト教のそれは排除。4.遺体は残念ながら臓器を提供するだけの若さを保っていないのでそれは不可能。献体て医学的に役立って頂く。5.単に焼きそれを粉にして海に撒くとか、樹木葬でも良し、家人に迷惑のかからないように好きなようにしてもらう。6.勿論死についてのいろいろな行事はないので、それにかかる費用は旨いものを食べるとか読みたい図書の購入費に当てるなど、生存している人のために有益に使ってほしい。7.私名義の蓄え、家屋は家内の好
きなように処分してもらう。8.死後の私の仏教で言う何年の仏事、お参りは一切必要としません。無縁仏という言葉は私には関係ありません。8.私が不幸にして延命治療を施さなければならない場合は、この治療は拒否する。9.不幸にして認知症アルツハイマーに犯された場合は、このレーゾンデートルのない私を合法的に消す努力をすべきである家内始め息子たちに迷惑を掛けたくない、以上であります。

○神饌唐櫃