政府しっかり反省せよ!


今日も尖閣諸島の中国漁船の我が国の巡視艇に体当たりしたビデオ映像の流出問題について述べる。この中国漁船が我が国の巡視艇に体当たりしたビデオ映像は、事件直後海上保安大学校(広島呉市)のコンピューターの共有フォルダーに保存され、多くの幹部職員が一時期見られる状態だったことが警視庁と東京地検の調べで分かった(11月13日付朝日新聞朝刊)

このように尖閣諸島沖の事件後、直ちに海上保安庁関係の職員がこのビデオ映像を自由に閲覧できる状態にあったわけだあり、要するに不特定多数の職員がこのビデオ映像にアクセスしている。それでこの様な状態の後ある海保職員がユウーチューブに映像を流したとして守秘義務違反だと政府高官から指摘されている。

海上保安官の国家公務員の多くが秘密事項に接していたのであり、これを見て極秘事項を不特定多数に漏らしておれば彼等も公務員の守秘義務違反になるのではないか。まず秘密事項のビデオ映像を海上保安庁の職員の研修にこれを用いたおおもとがビデオ映像をユウーチューブに流した職員より守秘義務違反になるのは子供でも理解できるのではなかろか。

それにそんなに程度の高い秘密作品だったら事件後即政府が海上保安庁に指示し海上保安庁が資料の共有を防ぐべきだった。それが海保の職員が公表して初めて公務員の守秘義務云々と言うのは政府当局の怠慢でありその常識を疑う。特定の国会議員もこれを見ておりこれの扱いが守秘義務かどうか官房長官、首相のご意見を聞きたいものだ。先ずこの資料は国民に公表すべきものを伏せたのが政府がそもそもの大間違いであり政府高官が弾劾されるべきである。

○待所所司 山名氏