高齢者のクラス会


今日午後12時より宇治川河畔亀石楼でクラス会があった。ほぼ毎年のように行われてきたのだが最近は一年おきにおこなわれるようになった。集まる人数が少なくなり、クラスが卒業するときは50名程度いた級友が今日集まったのは11名。卒業当時の5分の1。

かなりの者は闘病中とか病後で出席を辞退するなどで年々参加人員が少なくなる。私たちは男子のみのクラスだったので男子の平均寿命が79才。もう1,2年でその年齢に達する。集まった連中はみんな元気で若かった時代のクラブ活動ー例えば野球部で朝日新聞主催の甲子園大開に我々予選出場者の腕自慢。過去の話に花が咲き昔を振り返るのも年だといいながら、そのうちにカラオケが数十年前の曲をかなでる。皆昔の歌にはまり「お前と俺とは同期の桜」が大人気。

私の右隣すわったO君は大腸がんで大腸を32センチ切除さらに僧帽弁閉鎖不全の大手術、左隣のN君は直腸がん、その後は転移性の肺がんではなく原発性の肺がんが二つ見つかり肺を3分の一切除。まだある向かいに座ったH君は前立腺がんで前立腺を切除。皆な元気で丸々肥えている。これががんと格闘したのか心から敬意を表する。我々高齢者は皆一歩誤ばこの世からさよならの断崖絶壁に不安定な姿で立っているようなもの。皆残る短い時間を大いに楽しみくよくよせずに頑張ろうと次回また元気な顔を合わせようと言うことになりひと時の楽しみを終えた。

○韓国からの渡来人