海上保安菅の停職問題


沖縄・尖閣諸島で中国漁船が海上保安庁の巡視艇に体当たりをしたビデオ映像を海上保安庁の職員が流出させた事件で、海上保安庁はこの職員を国家公務員を守秘義務違反で、定職処分にすることに決定した。この事件の映像は既に多くの職員により、見られており又海保の30台のTVでこの映像を自由に見られたので別に秘密性がそんなに厳しくなかったったのではないか。

それでこの事件が国内でも問題として取り上げられながらも、政府がビデオ映像を国民に公にしなかったので、海上保安庁のある職員がこの事件を詳らかにするためにビデオに流したものと判断する。この海上保安庁の決定はこれまでのいきさつから公務員に守秘義務が存在するので、単にそれに当てはめるだけで事件に仕立てあげたと推定する。

これの経過を見ていると特に厳密な秘密性を求められていたようには思えない。したがってこの件については海保が口頭での注意を与えるだけでよかったように判断する。東京地検守秘義務違反で書類送検するらしいがそのようにこの問題に関してそんなに大げさな問題ではないと断定する。中国漁船が日本の巡視艇に体当たりした映像を一早く国民に公にしていたらこのような問題が惹起しなかったと断ずる。