若者よ自己を-鍛へ就職難を突破せよ


今春、卒業予定の大学生の就職内定率は57.6%過去最低だ(1月18日付け朝日新聞)この現象は経済情勢が振るわないことが主原因であることはいうまでもない。同時に日本の経済界が失われた10年、更にはリーマン・ショックと続き快適な経済活動が姿を消してしまった結果だろう。

その上経済競争力を削ぐ円高法人税の世界一の高さだ。このような要因で輸出も振るはず国内産業が活性化を失うのは自然だろう。それに国内の中企業は円高法人税の高さから外国に企業を移す傾向にあり、国内の空洞化が促進され、したがって新卒の大学生が入社希望の企業の絶対数が制約される結果となり入社が困難となる。

しかし新卒の大学生がこのように就職難に苦しんでいるにもかかわらず、ある企業では日本の新卒者より中、韓の新卒者を採用したいという企業があるとの情報に接する。日本の学生にはハングリー精神に欠けている、仕事への心の打ち込み方が外国人程の熱意がないなどの理由で日本の新卒者を忌避する企業があ。この現象は団塊の世代以後の比較的裕福な家庭で何の苦労もなく成長したことが一つ、最近の大学の新卒者は大学に或る特定の大学を除き大学のブランドを選ばなければいかなる大学にでも入れた青年でこのあたりが厳しい入社試験を突破できない大きな理由もあるのではないか。厳しい就職試験をを突破するにはより一層の勉学と、自己研鑽を要求される。若者よ頑張れ!