菅首相ダボス会議に


現在菅首相は1月29日から始まったダボス会議に出席している。ダボス会議とはWorld Economic Forum と呼ばれるもので世界の経済問題が話しあわれる会議である。この会議には世界100ヵ国余りから財界人1000人余りが出席する重要な経済会議である。

昨日この会議で菅首相かねてからの懸案であるTPPへの参加につて本年の6月に決定すると述べている。またEUとのEPA(経済連携協定)を今年に具体化したいと日本の態度を明らかにした。1月24日から始まった国会の首相の施政方針演説でもTPPについて強い意気込みがみられた。TPPは明治維新、敗戦後、今回の貿易自由化を日本の第3回目の開国と菅首相は位置ずけている。


私は以前より貿易の自由化を強く主張してきた。自民党を除く野党は貿易の自由化は農業に大きな打撃を与えるのでTPPなどには反対意見が強かった。しかしこれを行わなければ日本の産業界は輸出企業が国際的に大きなマイナスを背負い込み、産業界は明かりの消えた道路のように活気が失われるのではないか。

一方農業の問題も農民の平均年齢は66歳といはれている。かなり高年齢で小さな田畑業務を行っている。今後これらを集約して外国との輸入農産物に対抗することを提案する。産業に活力を与えれば農業も自然と活気ずく。失業者問題も解消し日本のGDPも上向くのではないだろうか。以前に国民が総中流意識を持ちJapan asNo1といわれたではないか。