チビちゃんの消息

数日前にチビちゃんの消息が分かった。かってチビちゃんがクロちゃんと共に居住していた場所に朝はほぼ会えないと分かったので、夕方4時半から5時頃にひょっとして会えるかなと思い毎日通ってみた。この時間帯にあるおじさんが毎日確実に猫たちの餌を持って自転車で現れる。また時には自宅で5匹の愛猫がいるのにネコたち可愛さに餌をたっぷり持って猫とひと時を過ごす奥様もみえる。また確実にこの時間に現れる猫達に好かれているおばさんもこられる。その他数名。

これらの奥様、おばさんも最近チビちゃんを見なくなったどうしたんでしょうねとおっしゃる。するとまいにち自転車で現れるおじさんがチビちゃんを諸羽神社で見かけましたと嬉しい情報を貰った。飛び上がらんばかりに喜び、諸羽神社探しに行くことにした。

朝晩諸羽神社に行き”チビちゃん””チビちゃん”と叫ぶのだが姿を見せない。しかしチビちゃんがここにいる可能性は否定できないものがある。なぜならチビちゃんは多くの猫たちと群れることを好まない。猫は犬と異なり群れない。孤独を愛する。ただ餌を食べるときはむれる。だがチビちゃんは自分が食べていると別の猫が頭を突っ込むとスーとその場を離れる。離れて一匹でいる姿を見つけ餌を与える。他の猫達は全てご馳走様だ。それで一匹のみで心行くまで食べ尽くす。

このようにマイペースの生活を好むので、最近増えた猫たちとチビちゃんの住い近くから少し坂を降りた諸羽神社に一人で生活を楽しむことを選択したのだろう。きっとチビチャンを探して見せる。チビちゃんは健啖家かので諸羽神社で食べ物をどのようにしているのかなと心配だ。

○お詫び   
14日の「福島第1がなせレベル7なのか」の文章の中で”疎開者は20万人”に達していない”は”2万5千人”の誤りです。お詫びして訂正いたします。