東日本の回復

東日本大震災岩手県宮城県福島県茨城県の太平洋岸は巨大地震と同時に巨大津波により大被害を受けた。この各県の現状は瓦礫の山で見る者の胸を裂かれる程の心の痛みなしには見られない。この瓦礫の撤去にも津波で多くの人が逃げ遅れ未だに瓦礫の下に多くの遺体が埋没していて、重機でこれらを機械的に撤去すれば遺体を傷つけるので慎重に事を運ばねばならない。

したがってこの場の清掃作業は労務者に大変な苦労をかけているようだ。また処理した瓦礫ある程度は巧妙な埋め立てで驚くほど使い道があるようだが大部分の瓦礫の処置に困っているようだ。例えば海水をかぶった木材を燃やすと有害物質のダイオキシンが発生するので簡単な処理は難しくて大変だ。このように津波に襲われた地帯の整地に時間がかかるであろうし、津波を受けた遅滞の修復には気のとうくなるほどの時間がかかるのではないか。また海水が押し寄せた部分には、もう家屋を立てないと国は計画を立てているのでかなり高い地域の整地も時間がかかりそうだ。いずれにしても東日本の回復は大変な仕事になり、かなりの時間を要するだろう。