ドイツの脱原発

ドイツの「緑の党」に所属するシルビア・コッティング・ウールド下院議員(58)が日本で「緑の党」設立を目指す団体の招きで来日した。彼女は福島第1原発の事故によって汚染された福島県飯舘村などの被災地をおとずれた。彼女は日本が脱原発を行うのは今こそ、でなければならない。でなければこのようなチャンスは永遠に来ないのではないかと主張した。

彼女は福島県の相馬市や飯館村を視察し被災者を訪れた。ウールさん自身も30年前、ドイツ南西部で農業をしていたが、近くに原発が出来ると知り徹底的な反対をしたそうである。原発のは透明性を基本とする民主主義と相容れない。福島の原発事故後、ドイツは再び脱原発にかじを切った。ドイツの現場では何が起こっているか見ていただきたいと述べている。ドイツでは2017年までに原発を廃止自然再生エネルギーを導入し地球にも優しく原発のような一つ間違えばチェリノブィ、福島妙な危険を避けたいと言うのがその願いだろう。