政財界の人物

7月21日の朝日新聞の社説”余滴”「財界総理、かくも長き不在」の駒野 剛氏のご意見はそのとうりだと心より同意した。このところ日本の経済界には、政界総理も財界総理もそれなりの人物を見たことも接したことも無い。政界ではかって私の決して好きでない自民党の人物であるが岸伸介、田中角栄芦田均鳩山一郎佐藤栄作三木武夫中曽根康弘宮沢喜一などが日本の政界を引っ張ってきた。

彼等は決して我々庶民の味方ではなかったが日本国をそれなりにいい、悪いいいは別にしてひっぱて来たのは事実である。、今の民主党自民党の首相はスケールが小さく日本の危機をどのように乗り越え立派な日本を築くのか民主党菅首相ではこの低迷した日本を力強く引っ張って行く頼もしさ、バリキが全く欠ける。民主党内部すら納められないひよわな総理だ。財界では数十年前の財界総理といわれ第2代会長の石坂泰三氏、第4代会長のメザシの土光敏夫氏の活躍はスケールが大きく、日本経済を世界一にした。国民の生活を総中流にした。このような財界総理と呼ばれる財界人は見たくても見られない悲しい現象だ。今の日本では立派な、活力のアル財界総理が出て欲しいものだ。